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 富貴はそのむかし、京都・奈良方面から高野山・大峰山へ向う宿場町として栄えていました。標高600m付近の山頂はポカリ

と拓けていて十数件の旅籠や食事処、芝居小屋、温泉まであったそうです。しかしながら高野山までの道が九度山、かつらぎと

拡張されていく中でいつのまにか時代の中で忘れられてきました。

 ゲストハウス富貴宿は、昭和初期の古民家です。先代は檜の木の紐を生業にしていたそうです。家は奥様の営む美容室として

集落の女性たちの憩いの場所でもあったようです。そして20年ほど誰も住まなくなった家を1年程かけリノベーション2018年

4月ゲストハウスとして甦りました。

 関空から富貴へ、そして奈良・京都へ。富貴から高野山へ天川へ吉野、大峰山へと富貴から新たにはじまる世界遺産への道。新しい旅の拠点として「ゲストハウス富貴宿」をお気軽にご利用ください。

富貴の初夏は花畑がそこここに広がります

春の訪れを待って一気に咲き誇る「シャガ」。白い花弁が優雅で美しい「除虫菊」。湿地には涼しく夏を待つ「キスミレ」などなど富貴の花も見どころのひとつ

四季折々の風景、時間が織りなす光と影のドラマチック参詣道「富貴街道」

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富貴へのアプローチはいくつかあります。高野山を奈良、京都方面「五條」に向かって降りる県道の途中。京奈和自動車道から恋野、火打と通って県道732号を駆け上がるアプローチ。その道も途中「大深」から柿畑を超えて登る道の絶景も富貴へ向かう時にいただける旅の贈り物。四季が創り出す景色も想像を超えたスケールですが、一日の中でも刻々と変化する光や影が織りなすファンタジーな風景は厳しい山に暮らす人々への感謝の現れかも。富貴へ向かう時にふと見る景色も冨貴街道の宝物です。

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